
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
先週の事ですが、営業が不在の中お客様から
「以前見た店舗をもう一度見たい」という内容のお電話が入りました。
場所は把握しておりましたが、私はその店舗の中を見たことが無かった為、
急いで担当の営業スタッフに連絡を取り、ブレーカーの場所や必要な物、
注意点等を聞取り、大急ぎでご案内に出掛けました。
店舗は1階部分に位置している為室内は暗いので、着いてすぐにブレーカーを上げ
換気の為に扉を開けお客様をお迎えする準備をしていると、ちょうどお客様がいらっしゃいました。
飲食店を立ち上げるにあたり、開発部署の方と会社代表の2名様でいらっしゃいました。
代表は壁や天井を軽く叩いて梁の状況を確認したり、高さの違う椅子に座って天井高を見比べたり、
座席数や間取、壁の色と机の椅子色のコントラストなど考え込んだり、提案したりしながら内装を
どうしていくのか具体的に想像しているご様子でした。
代表のお姿を見ていて、私はこれまでの下見の際、設備やお部屋の状態、周りの状況や環境ばかりに
気を取られていたことに気が付きました。
もちろんこれらも重要な点ではあります。
しかし、より「借りようとしているお客様に成りきる」ことが出来れば、
「動線をこうする為に、ここに○○を置いたり…」というように、自分自身で想像を巡らておくことによって、
私の方からお客様へ「ぐっ!」とご提案することができるのだなと思いました。
今まで何度かお部屋の下見をしておりますが、
この時、今後の下見に役に立つヒントを代表のお姿から学ばせて頂いたのでした。
有難うございました。
こうして少しずつ経験を積み、いつかお客様から「有難う」と言って頂けるまで、努力して参ります。