2014年02月28日
営業活動日記 「クレジットカードの怖さ」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

今日は、クレジットカードのお話をさせて頂きます。
マンションや一戸建など不動産を購入される場合、ほとんどのお客様が住宅ローンを利用されます。
気に入ったお部屋が見つかり、購入申込みをされるとき、同時に住宅ローンの事前審査をかけ、
ご契約前に、銀行の承認を得ておく必要があります。
事前審査が通ることにより、買主様は安心してご契約が締結できます。

一般的に借入金額の目安は、年収の7倍と言われております。

先日、私のお客様がマンションを購入するため、ローン審査を行いました。
ご年収から計算して無理のない借入額でしたが、結果は否認となりました。
個人情報の関係上、銀行では否認理由については開示してくれません。
お客様といろいろお話をしたところ、いくつかお持ちのカードに軒並みクレジット機能が付いており、
更にご年収が高いが故に、その限度額が大きいことがわかりました。
ローンの審査においては、実際の借入額だけではなく、カードの限度額も加算されます。

お客様にしてみれば、否認原因が見当たらない訳です。
実際に使っていないカードがカウントされるとは思っていないのですから。

最終的には、不要なカードは即解約をして頂き、別の銀行で再度審査を掛けました。
お客様にも銀行へ出向いて頂き、銀行担当者へ状況を全て伝えた結果、難なく審査の土俵に乗ることができ、
晴れてご契約に至りました。

銀行担当者いわく、融資する銀行の立場として注意する部分は、お客様本人が所有しているカードや
ご自身の借入状況をきちんと把握できているかどうかという点だそうです。

クレジットカードの限度額には充分気を付けたいものです。
また、現在は様々なカードに、まるでサービスの一環のような手法で、クレジット機能が付けられています。

今回は、私自身とても勉強になりました。

皆様もカードを作る際には、充分お気を付け下さい。

 

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