
皆様、こんにちは。管理部の牛迫宣機です。
本日は、境界の立合いに行って参りました。
弊社が管理を任されております「戸建住宅」の隣家の方から、
お隣との土地の境界に埋めてある「境界杭」が1箇所不明なため、
測量士に依頼をして境界確認を行いたいとの依頼を受けました。
とり急ぎ、現地に赴き隣家の所有者様と隣接地の所有者様、
土地家屋調査士の方々と一緒に確認作業を行いました。
関係者でポイントを確認し、土地家屋調査士が持参した測量図を基に「境界杭」の位置確認を行いましたが、
合流点となる場所にあるはずの「杭」が見つかりません。
家屋調査士いわく「隣の杭から寸法をおっていけば、難しい事ではない」といわれて、
該当する箇所を更に深く掘り下げたところ、幸な事に赤いマークをしるしてある「境界杭」が顔を出しました。
ブロック塀の基礎とコンクリートのはみ出した部分の、丁度真下にあったため、なかなか見つからなかった様で、
立ち合った皆様もホットした様子でした。
後はこの「境界杭」を見やすく出来るかどうかを、隣家の所有者様と土地家屋調査士で
打ち合わせをされるとのことで、本日の立合い作業は無事に終わりました。
昔は現在のように境界もきちんと明示されていないお宅も多く、また境界杭も入って
いない所有地がほとんどでした。
不動産のトラブルで最も多いのが、この境界のトラブルです。
今回は先方様の依頼とはいえ、境界杭が見つかったことでスムーズに事が進み、
本当に良かったと思います。
不動産ではやるべき業務が多々ありますので、今後もひとつひとつ丁寧に対応することを
心がけて参りたいと思います。