2014年05月09日
営業活動日記 「お客様目線での仕事の進め方」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

今日は「お客様目線での仕事の進め方」について、お話をさせて頂きます。

つい最近ご来社されたお客様の話ですが、お客様は新婚さんで、
ご友人が山手にお住まいのため、山手界隈を中心にピアノが弾けて、
自然あふれる緑豊かな環境で戸建をお探しのご夫妻でした。

ご来社の翌日にご案内の約束を交わしたため、早速お部屋探しを開始しました。
賃貸物件の場合、ピアノを堂々と弾けるお部屋は限られてきます。

結果的に、お客様のご友人宅のすぐ近くにあるテラスハウスと、根岸駅近くのマンションの2件を
ピックアップしてご案内をさせて頂きました。
テラスハウスは、周辺環境も良くご友人宅に近いため、下見の段階から気に入って頂けるだろうと
確信していました。
案の定、私の予想は見事に的中。というよりも予想をはるかに超えて気に入って頂けました。
もちろん、即日お申込みを頂きました。
ちょうどGWの前のことです。

ここまではスムーズに展開したのですが、GW明けの今日に至るまで、何度先方の担当者に連絡をしたことか。
収入合算をしなければ保証会社の審査が厳しいとのことで、急きょお客様に資料を整えて頂き、
保証会社の審査を通しました。
しかし、今度は管理会社の最終審査があるとのことで、結局GW明けまで結論を待たされました。
もちろん担当者には、お客様の引越希望日を伝えていたため、早々に契約の段取が出来るだろうと
思っていたのですが、なかなか最終審査の結果が出てこないため、さすがに私も焦ってきました。

先方の担当者には、何度かお客様の事情を説明し、ずっと結果を待って頂いていることを伝えましたが、
「急ぎます。今日連絡します。」との返答ばかりで一向に電話はきません。
こちらから電話をしても、すでに業務が終了しているのか電話に出ない始末。
このような対応が何度か続きました。
会社のシステムなり、各社いろいろと事情もあるとは思いますが、それならそのことを事前にきちんと説明し、
理解を得なければなりません。

担当者とは電話のやりとりだけでしたが、声の感じからしてかなり若い担当者のため、経験が浅いのでは
ないかと思われます。
今思うと申込みの段階で、私がもっと気を利かせて、審査にどのくらい日数を要するのかを確認すべきで
あったと反省しています。

いずれにしても、お客様はとても気に入っているため、スムーズに気持ち良くご入居頂かなければなりません。
当たり前のことであり、基本中の基本ですが、仕事とはお金を頂くという事であり、その先には必ずお客様が
いることを、常に念頭において仕事に取り組まなければなりません。
営業担当者は、お客様あっての仕事だということを決して忘れてはならないのです。

人の振り見てではありますが、あらためて振り返ることができた一件でした。

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