
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、弊社の管理物件に業者から内見依頼が入ったため、
立ち合いを行ってまいりました。
弊社では、管理物件をご案内する際には、必ず担当スタッフが立ち合います。
他社のように、現地にキーBOXを設置して自由に内見ができるかたちや、
鍵を貸し出すことは致しません。
理由は、オーナー様から預かっている「大切な財産」だからです。
従って、弊社ではご案内が入ると、担当者が早めに現地に出向き、お部屋の清掃を行い、
窓を開けて換気をして案内に備えます。
準備を行うからこそ、ご案内が成功して申込みにつながります。
これらが弊社のルールです。
また、案内に立ち合うことにより、他社がどんなお客様をご案内しているのかがわかります。
お客様のお顔を拝見することが出来るため、概ねどんな方なのかが判断できます。
例え、このお客様で決まらなかったとしても、男性なのか女性なのか、社会人なのか学生なのか、
年令、家族構成などが把握できるため、管理物件を借りるお客様の内容や層がわかり、次につながります。
案内の立ち合いを行わずに、業者に鍵を預けて内見をさせている会社では、窓の閉め忘れや電気の消し忘れ、
勝手にお手洗いを使う方などがおり、様々な問題が生じているはずです。
気の毒なことに、知らぬはオーナー様だけなのではないでしょうか。
事実、弊社が他社のお部屋を案内した際に、窓が開いたままになっているお部屋を見かけることがあります。
もちろん、弊社では視差確認をしながら、戸締り等をしっかり行って帰ってくるため、このようなことはありません。
オーナー様からお部屋の管理を任されている以上、弊社のように徹底した対応が望ましいと思います。
本日ご案内に立ち合ったお客様は、弊社がお部屋の管理をしているマンション内の別のお部屋もご覧に
なられると言ってお部屋を出て行きました。
私は、部屋の戸締り等を行い、案内中に聞き取ったことを室内でまとめてからエントランスに降りたため、
立ち合いから10分位は時間が経過していたと思います。
しかし、エントランスにお客様と業者が立っているではありませんか。
何かあったのかと思い話を伺うと、同マンション内の別の部屋の鍵を、他のスタッフが他社に取りに行っている
際中だということでした。
急に決まった案内ならともかく、他の部屋を案内することなど、弊社に内見依頼が入ってきたときにすでに
業者から伺っていたことです。何とも段取りの悪いことか。
これではお客様がお気の毒ですし、決まるものも決まらないでしょう。
案の定、このお客様は業者が案内したお部屋で決めずに、お帰りになられたとのことでした。
準備なくして成功はあり得ません。
段取りの悪さは、その会社の質を疑われますし、プロとして問題です。
私もこのような案内をしないよう、常に徹底した準備を行い業務に臨みます。