2014年08月26日
営業活動日記 「ランチェスターの法則から学んだこと」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

今日は、私がプライベートで定期参加している、
ビジネスコンサルティングクラスの講師から勧められた本について
書かせていただきます。

ご存知の方も多いと思いますが、
日本におけるランチェスター経営の第一人者である、竹田陽一氏の著書です。


ランチェスターの法則とは、
F・W・ランチェスターが、戦争をはじめて定量的、統計的、数学的に取り扱ったもので、
それ以前の理論は、戦争を定性的にしか捉えておらず、思想、哲学、観念といったものでした。
ランチェスターによって、はじめて戦争が科学されたといわれております。
このランチェスターをルーツにして、企業間の販売競争に勝ち残るための理論と実戦の体系として
構築されたのが「ランチェスター経営」です。

中小企業は、経営における戦略・戦術を大企業と同じように進めては失敗することなど
経営全般に関することが書かれており、私には非常に難しいところが多々ありました。
その中で、最も肝に銘じて今後の行動に生かさなくてはならないと感じたことは、

【お客様に「仕事時間」をあてる】ということでした。

この時間をいかに多くするかが、業績を上げられるかどうかにつながるという事です。
そして大前提として、会社という組織は粗利益をエネルギー源にして生きており、
その粗利益は、お客様のお金と商品を交換した瞬間にしか生まれないということです。

営業の仕事時間の大枠は下記の3つとなります。

 ① お客様活動の時間
 ② 社内業務の時間
 ③ 移動時間

「移動時間」からは、1円の利益も生まれないと書かれており、
このことをしっかり認識することが大切だと感じました。

これまでも、時間の使い方については意識をして取り組んできましたが、
更に活動内容について細かく分析して、お客様活動の時間を作っていくよう
意識して取り組んでまいります。

移動時間をゼロにすることは不可能です。
それでも、会社に対して利益を生み出せない時間であることをしっかり認識して、
せめて自己啓発の時間に充てるなどの工夫をしていくように気を付けて参ります。

 

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