
皆様、こんにちは。西村友里です。
今朝も「倫理法人会モーニングセミナー」に参加して参りました。
本日のセミナーは、神奈川県大和市で活躍されている、
司法書士 川井克己先生が講師でした。
高齢化が進んでいる現在、高齢者の一人暮らしが増えており、
2010年が500万人だったのに対し、2014年は700万人にも
増えているとのことでした。
また、一人暮らしをしている高齢者を狙った犯罪(例:悪徳商法やオレオレ詐欺等)も増加しております。
被害にあった場合、取られたお金は100%戻ってこないといっても過言ではないそうです。
長い年月をかけて老後のためにと汗水たらし、コツコツ蓄えたお金が一瞬で消えてなくなってしまう。
それも自分がお金を使いたいときや使いたいことに対してではなく、見ず知らずの詐欺師に騙されて
お金をとられてしまう。こんな悲しいことはございません。
苦労して貯めたお金をだまし取る。こんなひどい犯罪は許せません。
このような犯罪が多発する現在、老後について不安を抱えている人々がとても多く、
川井先生のところには、経済的な不安を持つ方や、残された家族について心配をしておられる方々が
大勢相談にみえるのだそうです。
先生いわく、「大事なことは、元気なうちに将来何が起きても大丈夫なように、予め準備をしておくことが
大切です。」とのことです。
万一、自分が死んだら誰に相続させるのか。
もし妻が先に亡くなったらどうすれば良いのか等々、それぞれが抱える不安材料を早めに解消しておく
ことが、相続する側、相続される側にとって大切なことなのです。
また、自分の財産はどのくらいあるのか把握されていない方も多く、
どこの家庭でも、家族でさえ知らないことが多々あるようです。
そのため、「エンディングノート」というものを書くことをお勧めしているとおっしゃっておりました。
エンディングノートとは、高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて、夢や希望を書き留めておくノートのことです。
20代の私には、まだまだ関係がないと思いがちですが、いつどのような不運に巻き込まれるか予測が
つかないぶん、年齢に関係なく準備をすることは大事であり、万一のことを考えた場合、他人事ではないと
感じました。
来週のモーニングセミナーでは、店長の代理で、私が「朝の挨拶」を行います。
尚且つ、弊社の代表が「会員スピーチ」を行います。
失敗をしないように、練習を積み重ねて臨みます!