
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
今日事務所で、こんな話で盛り上がりました。
夕食を何にするかを代表と話していた時、「おでん」の話題から食文化の話が始まりました。
おでんの中に入っている「はんぺん」。実は私、ここ最近までその存在を知らずに生きてきました。
コンビニのおでんコーナーで、白くてプカプカ浮いている物体の存在は知っていましたが、
それが何かも知らなかったのです。
この話に代表をはじめ、スタッフ一同驚愕!
「西日本には、おでんにはんぺんをいれる文化がない」という本当か嘘か分からない説を聞いたことがあります。
真偽は分かりませんが、私の場合両親が山陰地方出身ということもあり、母が作るおでんには、はんぺんが一度も
入っていなかった為、口にする機会もありませんでした。
派生して「お雑煮」の話になりました。
お雑煮は関東だと醤油ベース、関西だと味噌ベース。しかし、我が家で出されていたお雑煮は、小豆でした。
「それって、お汁粉って言うんじゃないの??」と、またしても驚かれました。
確かにお汁粉なんですが、それを「雑煮」と言われて食卓に出されていました。
※後から調べてみると、山陰地方の一部ではやはり小豆ベースの「お雑煮」という文化がありました。ほっ。
逆に私が驚いたのが、西日本では天ぷらにソースを掛けて食べるという風習。
天ぷらは天つゆかお塩で頂くものだと思っていたので、衝撃でした。
この論争に異議を唱えたい方もいらっしゃると思います。
今になって思うのですが、もちろん文化というものは根底にありつつ、実は母親の好みが影響されているのでは?
という疑惑がこみ上げてきました。
母親だけでなく、遡っていくとご先祖様の好みが受け継がれてきたのではないか…?と。
食べたことはありませんが、はんぺんが母の好みだとはあまり思えませんし…。
そして、今までずっと関東で暮らしてきた私たち姉弟も、この母から受け継がれた山陰の食文化を
次の世代に継いでいくんだなぁと考えると、なんだか不思議な気持ちがしました。