
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
本日は、新宿の某銀行の応接室を借りて売買契約を行いました。
今回の売買は、全30戸の一棟マンションでいわゆる事業用不動産の取引です。
重事項説明書の作成は、想像以上に大変な作業となりました。
通常の調査に加えて、各室の賃貸借契約の賃料・敷金等の内容確認、
エレベーター等の付帯設備の支出費用と定期点検等の状況確認、
電柱の設置・携帯基地局設置等による収入の確認、建物の修繕履歴等々、
買主様へ説明すべき事項がたくさんありました。
当然、裏付けとなる資料が必要ですので、売主様のご協力を得て資料を準備しました。
売主様は一般のお客様ですが、資料をしっかりと保管されていたこと、また不明点はすぐにメーカー等へ
ご確認のうえ、お返事を下さったため、本当に助かりました。
膨大な調査資料のコピーなど、スタッフ全員で協力して契約の準備を行いました。
「悩みは紙に書きだすことで問題に変わる」と教えを受けたことがありましたので、
紙に必要な作業内容を書き出しました。
そして、自分の苦手なパソコンでの細かい入力作業等は他のスタッフにお願いしました。
最後の追い込みは、全員で一致団結して素晴らしい資料が完成致しました。
正直なところ、資料の作成が契約日までに間に合うかどうかとても不安でしたが、
皆で協力することにより、倍以上の力が発揮されると実感した次第です。
買主様もお人柄の大変良い方でした。
買主様、売主様、買主様側の仲介業者様、皆様に喜んで頂き、とても達成感のある契約となりました。
売主様は、弊社代表の著書「不動産営業の玉手箱」を書店で買われてお読みになり、
その後、代表のセミナーなどにも参加された「中澤ファン」です。
ご自身の不動産のご売却もお任せ下さり、弊社で2度目のお取引をさせて頂きました。
私もお客様から直接、「ありがとう」の言葉を頂きました。
陰で支えてくれたスタッフにもこの喜びを感じてもらえるように、きちんとお客様の声を伝え、
私の感謝の気持ちも伝えました。
弊社の考えは、「1匹狼は必要ない。チームで仕事を行う会社である。」
ですから、輪を乱す人は必要ありません。
お客様のために仕事ができる人だけの集まりです。
私自身、今後もお客様の笑顔のために、頑張って参ります!