
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日、弊社の管理物件にお住まいの入居者様からお電話を頂きました。
「2階北側の部屋から雨漏りしている。また、雨どいが外れている。」とのお話でした。
その日はすでに日が暮れていて、屋根に登らなければならない作業を行うには、
足元が見えなくて危険なため、翌日工事業者に対応して頂きました。
補修工事を行って頂きましたが、工事業者いわく、「雨漏りの原因は恐らく台風18号の影響だろう。
すぐに19号近づいているので、19号の様子を見て、あらためて対応しましょう。」とのことでした。
雨漏りの場所や原因を突き止めることは、雨が降っていなければ難しく、また通常の雨と異なり
台風のときは普段起きないような雨漏りが発生することがあります。
19号が去った後、状況確認のため入居者にお電話を致しました。
修理をした箇所は「大丈夫」ですとのことでしたが、
新たに「2階北側の部屋にある戸袋が腐っていて、隣家に落ちてしまいそうだ。」というお話を伺いました。
先日、戸袋も工事業者が確認しているとのことでしたので、念のため工事業者に見積りを出して頂きました。
すぐにどうこうはなさそうですが、オーナー様に提出しご検討頂いている段階です。
お客様と会話をしていると、様々な建築・不動産用語が飛び交います。
前回入居者様とお話をした際は、「雨どい」という言葉が出ました。
私は知識が乏しいため、この「雨どい」という言葉も、実はつい先日他のお客様とのやり取りで
学んだばかりの言葉でした。
また、今回は「戸袋」という言葉が出ました。
聞き覚えのある単語でしたが、すぐに何のことだか思い浮かべることが出来ませんでした。
私よりもお客様のほうが、家に対する建築用語をよくご存知です。
入居者様が何のことをおっしゃっているのか、すぐに理解することが出来るように、
建築設備の名前も覚えなければならないと痛感した次第です。
代表いわく、「お客様が先生である。お客様から様々な質問が出るから、私たちも勉強し
知識を蓄えることができるのだ。」とおっしゃいます。
まさにこれらがそうなのだと実感しました。