
皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社では、常日頃から代表に、「私たちの仕事は、お客様に最適なアドバイスをすること。
買って頂いたり売らせて頂くことがすべてではない。中には買わないほうが幸せなお客様や
今は売るべきではないお客様もいる。それを見極めてアドバイスするのがプロの役割である。
売買も賃貸も同様である。」という教育を受けています。
本日私は、これらの指導を忘れ、お客様のヒアリングを疎かにしました。
その結果、お客様に対して期待だけ持たせてしまい、最終的には借りられないという
残念な結末となり、ご迷惑をおかけしたのでした。
新規のお客様がご来店されたので、いつも通りお客様受付カードに沿っていくつか質問をした後、
お客様のご希望沿線でお部屋をピックアップして、何件かご紹介をさせて頂きました。
お客様は、現在就職活動中であると伺っていたにもかかわらず、詳細を確認することもなく、
ご紹介をしたお部屋の1件をご覧になりたいとのご要望により、ご案内に出かけてしまいました。
お客様はそのお部屋を気に入って下さり、お申込みの運びとなりましたが、お申込書を埋めるべく、
詳細を聞き取っていくうちに、勤務先が書けないという状況になり、先に進みません。
これでは審査が通らないため、契約金や今後の家賃を支払えるだけの預金があるかどうかの
確認をしましたが、お客様の預金は数か月で底をついてしまう金額でした。
また、私の話し方が悪いのか、お客様は私の質問に対して明確な返答をしてくれず、
すべてにおいて「話したくない」という感じのスタンスでした。
結果的に、お部屋を気に入って頂きましたが、お部屋を借りることができないという判断となり、
お客様には、「就職が決まってから、再度ご来社ください。その際には、一生懸命ご希望にそえるお部屋を
ご案内させて頂きます。」と伝え、泣く泣くお帰り頂いた次第です。
お客様のがっかりした様子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
もちろん、代表からは「どうして期待を持たせるような接客をするのだ。その行為がどれほどお客様に
対して不親切なのかわからないのか。」と叱責を受けたのはいうまでもありません。
初回面談時に、お客様の内容をしっかり聞きとっていれば、お客様の貴重な時間を無駄にすることも、
期待を持たせておいて、がっかりさせることもなかったのにと反省しました。
今後はこのようなことがないように、気をつけて参ります。