2014年10月27日
営業活動日記 「小さな親切 大きなお世話」

皆様、こんにちは。西村友里です。

弊社では、常日頃から代表に、「私たちの仕事は、お客様に最適なアドバイスをすること。
買って頂いたり売らせて頂くことがすべてではない。中には買わないほうが幸せなお客様や
今は売るべきではないお客様もいる。それを見極めてアドバイスするのがプロの役割である。
売買も賃貸も同様である。」という教育を受けています。

本日私は、これらの指導を忘れ、お客様のヒアリングを疎かにしました。
その結果、お客様に対して期待だけ持たせてしまい、最終的には借りられないという
残念な結末となり、ご迷惑をおかけしたのでした。

新規のお客様がご来店されたので、いつも通りお客様受付カードに沿っていくつか質問をした後、
お客様のご希望沿線でお部屋をピックアップして、何件かご紹介をさせて頂きました。

お客様は、現在就職活動中であると伺っていたにもかかわらず、詳細を確認することもなく、
ご紹介をしたお部屋の1件をご覧になりたいとのご要望により、ご案内に出かけてしまいました。
お客様はそのお部屋を気に入って下さり、お申込みの運びとなりましたが、お申込書を埋めるべく、
詳細を聞き取っていくうちに、勤務先が書けないという状況になり、先に進みません。

これでは審査が通らないため、契約金や今後の家賃を支払えるだけの預金があるかどうかの
確認をしましたが、お客様の預金は数か月で底をついてしまう金額でした。
また、私の話し方が悪いのか、お客様は私の質問に対して明確な返答をしてくれず、
すべてにおいて「話したくない」という感じのスタンスでした。

結果的に、お部屋を気に入って頂きましたが、お部屋を借りることができないという判断となり、
お客様には、「就職が決まってから、再度ご来社ください。その際には、一生懸命ご希望にそえるお部屋を
ご案内させて頂きます。」と伝え、泣く泣くお帰り頂いた次第です。
お客様のがっかりした様子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

もちろん、代表からは「どうして期待を持たせるような接客をするのだ。その行為がどれほどお客様に
対して不親切なのかわからないのか。」と叱責を受けたのはいうまでもありません。

初回面談時に、お客様の内容をしっかり聞きとっていれば、お客様の貴重な時間を無駄にすることも、
期待を持たせておいて、がっかりさせることもなかったのにと反省しました。

今後はこのようなことがないように、気をつけて参ります。

 

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