
皆さん、こんにちは。山口幸夫です。
今日は、売却依頼を受けた土地の調査を行うために、綾瀬市役所へ行ってきました。
代表の中澤から、「厚木基地が近いから、航空法や騒音対策に関する助成金等の確認も
忘れないように」とのアドバイスを受け、調査を行ってきました。
航空法や防音に関する窓口は、「基地対策課」の管轄となります。
担当者から、調査項目以外にも、いろいろな説明をしていただきました。
先日、日米の外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会があり、
厚木基地から岩国基地への空母艦載機移駐を、2017年頃までに完了させる旨
合意したとのことで、地域住民は大きな関心を寄せているそうです。
厚木基地においては、空母艦載機の飛来の比重が最も高いため、
この決定はとても重要な内容となるわけです。
最も負担がそのまま岩国基地へ動くだけですので、根本的な解決の話ではありません。
今回、このように調査業務のなかで詳しく話を聞くことによって、初めてこのような問題に
関心を持つことが出来ました。
「不動産の調査」は、とても奥が深く、個々の不動産により調査内容は異なりますし、
地域によっても調査対象が違います。
調査内容の不備や調査ミスはトラブルに直結します。
従って、私たち不動産のプロが行うべき「調査」は、慎重かつ正確さが要求されます。
経験と知識を磨くには、この「調査」をいかに完璧にこなせるかどうかではないでしょうか。
宅地建物取引主任者の資格さえ持っていれば、不動産ができると安易に考えている人が
いますが、不動産はそんな生易しいものではありません。
安易に考えていると、大きな落とし穴に落ちます。
落ちただけでは済まないの不動産の怖さです。
私自身、今日は新たなことを学ぶことができた一日でした。