
皆様、こんにちは。中澤明子です。
昨日私は、衝撃的な言葉を聞くと同時に、
「納得」という心の扉を開くことができました。
そうか弊社だけに限ったことではなかったのかと。
「ゆとり教育」「ゆとり世代」と言う言葉にも慣れてしまった現代ですが、
職場においては「慣れる」という訳にはいきません。
平成生まれの「ゆとり世代」が、社会人となって数年が経過します。
ゆとり世代の若者達には、何ら責任はありません。
この現象をつくったのは、その世代を子に持つ「親」であり、国です。
責任を問うべき矛先は「親」にあります。
私は「ゆとり教育」には反対でした。
「子供の頃にしっかり勉強をしなくて、いったいいつ勉強するのか!」
「子供を甘やかすのもいい加減にしなさい!」というのが私の考えです。
社会人となった彼らに共通することは、
「国語が出来ない」
「歴史を知らない」ということです。
義務教育で教わるべきことを教わっていないため、一番大切な「言葉」を知りません。
「国語」を疎かにした罰が、まさに社会人となった今、「大きな代償」となってゆとり世代の
若者にのしかかっていることを、ご両親はわかっているのでしょうか?
言葉を知らない。会話ができない。文章が書けない。漢字が書けない。歴史を知らない。
社会人としては「致命的」です。
教えたことができない。何度も同じ失敗をする。自分の頭で考えられない。取捨選択ができない。
当たり前です。
理由は、「言葉がわからない」からです。
ゆとり世代と向きあうためには、「我慢して待つ」しかないと教わりました。
取捨選択ができないのだから、悪いことは排除してあげて、良いことだけを淡々とやらせる。
時間がかかるが「待つ」こと。待てなければ付き合えないということです。
何かひとつでも「得意とする引き出し」を持たせることも大切です。
この現象は、あと15年間は続くそうです。
現在の小学4年生以降は、教科書も厚くなり、「勉学」に力を入れているそうですから、
それらの子供が社会人となるときには、きっと世の中も変わることでしょう。
しかし、それまでの15年間は、このゆとり世代と上手に付き合わねばなりません。
時代が変わっているのですから、その時代に対応する教え方を考えなければならないのです。
貴重なお話をして下さった先生に感謝申し上げます。
有難うございました。私の中の何かが吹っ切れました。