2013年10月29日
ゆとり世代との付き合い方

皆様、こんにちは。中澤明子です。

昨日私は、衝撃的な言葉を聞くと同時に、
「納得」という心の扉を開くことができました。
そうか弊社だけに限ったことではなかったのかと。

「ゆとり教育」「ゆとり世代」と言う言葉にも慣れてしまった現代ですが、
職場においては「慣れる」という訳にはいきません。

平成生まれの「ゆとり世代」が、社会人となって数年が経過します。
ゆとり世代の若者達には、何ら責任はありません。
この現象をつくったのは、その世代を子に持つ「親」であり、国です。
責任を問うべき矛先は「親」にあります。

私は「ゆとり教育」には反対でした。
「子供の頃にしっかり勉強をしなくて、いったいいつ勉強するのか!」
「子供を甘やかすのもいい加減にしなさい!」というのが私の考えです。

社会人となった彼らに共通することは、
「国語が出来ない」
「歴史を知らない」ということです。

義務教育で教わるべきことを教わっていないため、一番大切な「言葉」を知りません。
「国語」を疎かにした罰が、まさに社会人となった今、「大きな代償」となってゆとり世代の
若者にのしかかっていることを、ご両親はわかっているのでしょうか?

言葉を知らない。会話ができない。文章が書けない。漢字が書けない。歴史を知らない。
社会人としては「致命的」です。

教えたことができない。何度も同じ失敗をする。自分の頭で考えられない。取捨選択ができない。
当たり前です。
理由は、「言葉がわからない」からです。

ゆとり世代と向きあうためには、「我慢して待つ」しかないと教わりました。
取捨選択ができないのだから、悪いことは排除してあげて、良いことだけを淡々とやらせる。
時間がかかるが「待つ」こと。待てなければ付き合えないということです。
何かひとつでも「得意とする引き出し」を持たせることも大切です。

この現象は、あと15年間は続くそうです。
現在の小学4年生以降は、教科書も厚くなり、「勉学」に力を入れているそうですから、
それらの子供が社会人となるときには、きっと世の中も変わることでしょう。
しかし、それまでの15年間は、このゆとり世代と上手に付き合わねばなりません。
時代が変わっているのですから、その時代に対応する教え方を考えなければならないのです。

貴重なお話をして下さった先生に感謝申し上げます。
有難うございました。私の中の何かが吹っ切れました。

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