
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、神奈川宅建協会主催のセミナーに参加致しました。
講師は、グループ会社会長の牛迫が担当しました。
賃貸業務に携わっている私にとって、今日の講演内容はとても興味深く、
楽しみにしていたセミナーです。
受講内容は、「原状回復のトラブル回避方法」について学びました。
賃貸物件を借りている賃借人が退去する際、賃借人の義務として、
借りていた住まいを、借りた当初のように原状回復を行い、賃貸人に還すのが
一般的です。しかし、これは間違った考え方であるということがわかりました。
弊社では、賃借人が退去する際は、退去立ち合いを行います。
私もその立ち合いに同行したことはありますが、幸いにも今までトラブルに
遭遇したことはございません。
今日の講演は、賃貸業務に携わる私たちにとって、大変重要な内容であり、
トラブルを起こさないために、プロとして「何をすべきか」、「どうあるべきか」を知る、
貴重な講義内容でした。
私たちプロがやるべきことは、先ずは原状回復の義務を理解すること。
そして、きちんと書面化をし、賃貸人と賃借人の双方から事前に承諾を得て、
ご理解をいただくこと。
重要なことは、この「理解をしていただく」ことです。
理解をしていただくためには、口頭だけの説明ではなく、書類を活用して、
いかに「見える化」を図るかが大切であると教わりました。
事前に理解をしていれば、後々「そんな話は聞いていない」という、
言った言わないを未然に防げます。
但し、理解いただくためには、わかり易い説明や目で見てわかる書類づくりが必要です。
書類づくりと対応能力こそが、私たち不動産会社各社の腕が試され、
差別化が図れるものであると思います。
弊社では、現地写真や設備写真、図などを上手に活用し、契約時や入居時、
そして退去時の何回かにわたり、お客様に対してわかりやすく説明をすることを
心がけております。
今後も、お客様をトラブルに巻き込まないために、プロとしてやるべきことを
徹底して行って参ります。
また、トラブルを起こさないためには、お客様との「会話」がとても重要であることを
痛感致しました。
上司や先輩方の話し方を真似て、身に付けて参ります。
奥の深い賃貸業務に触れることができ、今日はとても勉強になりました。
会長、どうも有難うございました。