2013年04月20日
「報・連・相」は、結論から伝えるべし!


皆さん、こんにちは。中澤明子です。

仕事ができる人になるためには、「報・連・相」が上手にできるかどうかがポイントです。
「起承転結」という言葉も同様ですが、「結論」から先に伝えることが鉄則です!

私が新人の頃にお世話になった上司は、社長に報告をする際に、
必ず、「結論から申し上げます。」と前置きしてから、話し始めました。
いま思えば、この言葉を伝えることにより、上司自身が自分に言い聞かせて
いたのではないかと思われます。
意識して話し始める「きっかけづくり」にしていたのでしょう。

「結論」を先に伝える重要性がわかっている人だから、仕事をバリバリこなし、
周囲からは一目置かれ、信頼されていたことは言うまでもありません。

「結論」を先に伝えれば、「経過報告」などは簡潔で充分です。
大切なことは、正確に簡潔に、いかに大事なポイントを相手に伝えられるかどうかです。
仕事ができる人は、自然とこれらが身についています。

逆に仕事ができない人は、結論を後回しにして、ダラダラと経過を報告してきます。
長すぎて、何を言いたいのか、さっぱりわかりません。
上司が忙しいのだということを理解もできず、長々と余計な会話をする。
気遣いができないと判断されていることに早く気付くべきです。

経験が豊富な上司ほど、1から10まで報告を聞かなくても、正確に報告さえしてくれれば、
判断がつきます。
私はスタッフに、「良い報告なんて後回しでいいから、悪い報告ほど早めに知らせてくれ」と
言っています。
また、事後報告ではなく、「中間報告」をしっかり行ってくれるスタッフほど、安心なスタッフはおりません。

不動産会社は、「物件調査」が正しくできなければ命取りになります。
役所での聞き取り調査などは、聞き取った言葉通り書き留めればいいのですが、
自分の意見を加えるスタッフがいます。
「あなたの意見はいりません!」と言いますが、このような人はなかなか治りません。
電話の応対や接客などにも同様なことが見受けられます。

的確な「報・連・相」は、仕事をするうえで必要不可欠な重要課題です。
 

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