皆さん、こんにちは。中澤明子です。
振り返ると、私自身この10年間、全国様々な地域で講演をさせていただきました。
たくさんの思い出が走馬灯のようによみがえってきます。
そんな中、おもしろい話があります。
15年ほど前の話ですが、某地域で開催されたセミナーを聴いた
参加者の方が、講師に、「地域によってやり方や慣習が違うので、
営業実務は当てはまらない!」と、否定的な発言をしたそうです。
その際に、講師がその人に返したひと言が、
「こちらの地域には、エイリアンでもいるのですか?」という言葉
でした。
皮肉にも笑い話にもとれる言葉ですが、この言葉を忘れられずに
覚えていたという経営者から、その講師のもとに15年ぶりに連絡が
あり、先日再会を果たしたそうです。
そのときの会話については、当の講師は覚えていないそうですが、
実におもしろいやりとりです。
思えば私も講演をするたびに、同じような経験があります。
営業担当者だけではなく、経営者の方々の中にも、必ず「出来ない理由」を見つけて
否定をする人がいます。
様々な地域で必ず質問をされることなので、いつの頃からか、私も講演の挨拶で、
布石を打つようになりました。
「先ほど、空港からこちらの講演会場に来るまでの間に、
たくさんのお家が建っていました。
おかげさまで講演や研修で、様々な地域に伺う機会が
多いため、いつも思うことなのですが、これだけ多くの
家が建っているということは、衣・食・住の中の大切な
「住」の仕事がなくなることは無いということです。
これらのお家にお住まいの方が、すべて私たちのお客様であり、様々なお仕事をいただける
大切な源です。なんて素晴らしいことでしょうか。」
「こんなにたくさんのお客様がいらっしゃるのですから、私たちの地域はこうだから・・という
否定的な発言は、営業マンの言い訳にすぎません。
皆さんの地域にも頑張っている不動産会社は、きっとたくさんいるはずです。」という話から
入らせていただきます。
特に地方に行けば行くほど、「横浜だからできるんだ。」とか、
「恵まれている環境だから、私たちの地域とは違うんだ。」などと言う人がいます。
私はすかさず、「いいえ、横浜でもまったく同じです。どこで話しても必ず同じ言葉が出てきます。
ですから、地域は関係ありません。それは出来ない言い訳なのですから。」とお話をさせて
いただきます。
できない理由をあげたらきりがないでしょう。
でもそれではつまらない仕事しかできない営業担当者になってしまいます。
「できる理由」をたくさん見つけて仕事に取り組んでいる営業担当者が、
トップ営業マンと言われ、花開く人なのではないかと私は思います。
新たな一年、営業の皆さん、お客様のために一緒に頑張りましょう!