
皆様、こんにちは。井上久恵です。
昨年の11月、日本へ来る外国人旅行者数が
初めて2000万人を突破したとニュースで見ました。
また、中国人旅行客による「爆買い」という言葉も定着し、
毎年この春節の時期が近付くにつれ、メディアも一緒になって騒ぎ始めます。
弊社は横浜・中華街の近くに位置しているため、
観光客の数や町のにぎわいをを直接目で見て、肌で感じることが出来ます。
現在、弊社には中国人男性が1名、研修生として現場を学びに来ています。
研修生といっても、これから不動産事業を始めようとしている代表者です。
この中国人男性Cさんから、私はこれまで様々な文化の違いについて
教えてもらいました。
人生を振り返り、国籍が異なる方と話をする機会というのが
これまでの私には無かったので、聞ける話はどれも興味深いことばかりでした。
しかもCさんは日本語が話せるので、語学音痴の私にとって何よりの救いでした。
ある日のこと。
Cさんはその日外出していたのですが、夕方にひょっこり店舗に現れました。
その手には、ビニール袋をいくつか提げています。
「はい、これ。井上さんもどうぞ」と言って、ビニール袋を一つ差し出されました。
何かと思い袋の中を除くと、大きな肉まんが一つ入っていました。
「これからお腹が空いてくる時間だったから、差し入れかな?」と思ったのですが、
Cさんは「明日から春節なので。本当は餃子を食べるんですけど、
大きい肉まんは、『宝』みたいで縁起がいいでしょ」と話してくれました。
春節・春節と単語はよく耳にしますが、実はあまり詳しく意味を知りませんでした。
そこで例によって・・・調べてみました!
【春節】
1.中国の旧暦の正月。
2.2017年は1月27日~2月2日、7連休。(中国国務院発表)
3.中国国内で社会問題となっているのが、帰省ラッシュ。
(中国の人口を考えると、すさまじいことになりそうですね)
4.北京を含む中国北方の正月料理といえば餃子。
中国でいう餃子は、「水餃子」を指します。
大晦日に家族揃って餃子を作るそうですが、
始まりは明の時代と言われています。
餃子の形がお金の形に似ていることから、縁起が良いと言われています。
春節の当日から5日間掛けて餃子を食べるというのが伝統的な習慣ですが、
最近では物質的に豊かになった北京など都市部を中心では、
この習慣は薄れつつあり、豪華な食事やお菓子に変化してきているそうです。
5.日本のお年玉と同じような「圧歳銭」という風習がある。
欧米もアジアも、様々な風習・文化があり、調べてみて、
いつか実際に体験してみたいなと思いました。
私は食べることが大好きなので、おせち料理よりも
5日間餃子の方が魅力的かも・・・。
忘れなければ、来年のお正月には餃子も作ってみようと思います!