
皆様、こんにちは。西村友里です。
3月に入り、日差しが暖かく感じるようになってまいりました。
雨が降ったり、北風が吹くと寒さを感じる日もありますが、
冬の寒さとはどこか違い、春がすぐそこまで来ていることがうかがえます。
まだ朝晩はコートが必要ですが、日中はコートがいらない日も多くなってきました。
弊社では、不動産事業の他にも研修事業を行っているため、
全国から研修生がおみえになります。
実際に弊社の本店で、弊社のスタッフに交じって一緒に働き、実務を体験する
「実務体験研修」も行っています。
ちょうど、先月5日(木)から本日までの1ヶ月間にわたり、この実務体験研修に
某法務事務所の方が1名お越しになり実務体験を行い、本日無事に終了致しました。
弊社の代表いわく、『「士」という資格を持っている職業の方は、弊社の仕事のやり方と
似通っている部分が多いため、不動産を学びやすい。面談時のヒアリング能力や書類づくり、
細かい対応の仕方など、職種が違い経験がなくても、現在の職場で携わっている部分なので、
不動産の知識が身につけば、何の問題もない。むしろ不動産業界よりも書類などの整理は
細かい業種である。』といいます。
だから弊社では、業務委託社員も「士」の方を優先的に採用しています。
確かに代表が考えているように、今回体験研修をした受講生もお仕事柄、相続関係等のお仕事も
多いことから、不動産の事務所を立ち上げるために実務を学ぶ目的で来ました。
研修期間の1ヶ月間は、あっという間に過ぎましたが、ご本人にとっては「とても長く感じた」そうです。
その気持ちはよくわかります。他社で初めて会う人達と一緒に仕事をし、はじめて不動産を学ぶのですから、
並大抵の神経では勤まりません。毎日とても疲れたと思います。
私だって就職しても慣れるまでは大変でした。
研修生は、とても明るく、爽やかで元気な方でした。
笑顔が素敵で、身だしなみがきちんとしているため初対面の印象もよく、
きっとお客様から好かれる営業担当者になると思います。
明日からもう会えないと思うと、とてもさみしい気持ちになりますが、私も負けてはいられません。
「1ヶ月がとても長く感じた。半年位こちらで働いているような気がする。毎日が色濃かった。」と
おっしゃっておりました。
売買を学びに来られたので、私から何かを教えることはありませんでしたが、教わったことはたくさんあります。
私よりも社会人としての経歴が長く、法律を学んできている方なので、見習うべきことが多かった気がします。
「先生」と呼ばれる方の事務として10年の実績があるため、「上司への接し方から身だしなみ、姿勢、明るさ、
社会人としてのマナー等をとても意識している。」とのことでした。
かなりの完璧主義者ですが、嫌味がありません。
「西村さんはこういったところがあるから、このように直した方が良いですよ。」と、何度かご指導を頂きました。
また、弁護士業界がどのようなものなのかも、多少なりとも知ることが出来ました。
私は不動産業界が社会に出て初めての業界ですので、他業種の世界を知る機会はなかなかありません。
とても貴重な1ヶ月でした。
弊社のしくみを学んだライバルがひとり増えました。
互いによい経験を積んだわけですので、気を引き締め直し、業務に励んで参ります。
※写真は送別会後、タクシーの中から撮影した「横浜市開港記念会館」です。
何気なく撮ったのですが車の窓ガラスに映った雨と、ライトアップされた開港記念会館が
素敵だったため思わず掲載してしまいました。