2015年03月06日
営業活動日記 「実務体験研修」

皆様、こんにちは。西村友里です。

3月に入り、日差しが暖かく感じるようになってまいりました。
雨が降ったり、北風が吹くと寒さを感じる日もありますが、
冬の寒さとはどこか違い、春がすぐそこまで来ていることがうかがえます。
まだ朝晩はコートが必要ですが、日中はコートがいらない日も多くなってきました。

弊社では、不動産事業の他にも研修事業を行っているため、
全国から研修生がおみえになります。

実際に弊社の本店で、弊社のスタッフに交じって一緒に働き、実務を体験する
「実務体験研修」も行っています。
ちょうど、先月5日(木)から本日までの1ヶ月間にわたり、この実務体験研修に
某法務事務所の方が1名お越しになり実務体験を行い、本日無事に終了致しました。

弊社の代表いわく、『「士」という資格を持っている職業の方は、弊社の仕事のやり方と
似通っている部分が多いため、不動産を学びやすい。面談時のヒアリング能力や書類づくり、
細かい対応の仕方など、職種が違い経験がなくても、現在の職場で携わっている部分なので、
不動産の知識が身につけば、何の問題もない。むしろ不動産業界よりも書類などの整理は
細かい業種である。』といいます。

だから弊社では、業務委託社員も「士」の方を優先的に採用しています。
確かに代表が考えているように、今回体験研修をした受講生もお仕事柄、相続関係等のお仕事も
多いことから、不動産の事務所を立ち上げるために実務を学ぶ目的で来ました。

研修期間の1ヶ月間は、あっという間に過ぎましたが、ご本人にとっては「とても長く感じた」そうです。
その気持ちはよくわかります。他社で初めて会う人達と一緒に仕事をし、はじめて不動産を学ぶのですから、
並大抵の神経では勤まりません。毎日とても疲れたと思います。
私だって就職しても慣れるまでは大変でした。

研修生は、とても明るく、爽やかで元気な方でした。
笑顔が素敵で、身だしなみがきちんとしているため初対面の印象もよく、
きっとお客様から好かれる営業担当者になると思います。
明日からもう会えないと思うと、とてもさみしい気持ちになりますが、私も負けてはいられません。

「1ヶ月がとても長く感じた。半年位こちらで働いているような気がする。毎日が色濃かった。」と
おっしゃっておりました。
売買を学びに来られたので、私から何かを教えることはありませんでしたが、教わったことはたくさんあります。
私よりも社会人としての経歴が長く、法律を学んできている方なので、見習うべきことが多かった気がします。
「先生」と呼ばれる方の事務として10年の実績があるため、「上司への接し方から身だしなみ、姿勢、明るさ、
社会人としてのマナー等をとても意識している。」とのことでした。
かなりの完璧主義者ですが、嫌味がありません。

「西村さんはこういったところがあるから、このように直した方が良いですよ。」と、何度かご指導を頂きました。
また、弁護士業界がどのようなものなのかも、多少なりとも知ることが出来ました。

私は不動産業界が社会に出て初めての業界ですので、他業種の世界を知る機会はなかなかありません。
とても貴重な1ヶ月でした。

弊社のしくみを学んだライバルがひとり増えました。
互いによい経験を積んだわけですので、気を引き締め直し、業務に励んで参ります。

※写真は送別会後、タクシーの中から撮影した「横浜市開港記念会館」です。
 何気なく撮ったのですが車の窓ガラスに映った雨と、ライトアップされた開港記念会館が
 素敵だったため思わず掲載してしまいました。

 

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