2015年03月08日
営業活動日記 「箱根駅伝を制した原監督から学ぶこと!」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

今年の箱根駅伝はまだ記憶に新しいと思います。
圧倒的な強さで箱根駅伝を制した青山学院大学原監督からは、
私も学ぶべきことが多々ありました。


原監督は、中京大学出身で3年生の時に日本インカレで3位になったのですが
箱根駅伝には全く無縁の選手でした。
卒業後には、中国電力に陸上部1期生として入社されました。
しかし、右足首のケガのため5年で現役を引退。
その後、中国電力で伝説の営業マンとしての実績を残された人です。

母校である世羅高校の関係者からの誘いで青山学院大学の陸上部監督に就任。
就任当初から、「ビジネスマンとしても通用する人間を育てたい」と言っていたそうです。
また就任時に「3~5年で箱根駅伝出場、8年でシード権獲得、10年で優勝を争えるチームにします」と
大学側に対してプレゼンしたものの、3年目の予選会(2006年)で16位と惨敗。
陸上部は解散の危機に迫られたそうです。
しかし、結果的には就任11年目で箱根駅伝を制して、宣言通りに結果を残されました。


就任後、選手たちにビジネスマン時代の習慣だった「目標管理シート」を取り入れて、
1年間の目標、1カ月ごとの目標、それから週の目標などをA4用紙に書き込み、
6人ほどのグループミーティングで進捗状況などをチェック。
どんな小さな大会でも、必ずそのときの状態に応じて目標を設定させて、
その到達度も確認させたそうです。
日頃から目標を明確化することで、「管理の徹底」を積み重ねてきたとのことです。


【原監督のコメント】
 「自分自身で目標を決めて、その具体的な事例を自分の言葉で書き込む。
  そうすることが『自立』につながっていきます。
  今できることの半歩先を見つめながら、少しずつ向上していくだけでも、
  4年間でものすごい成長があるはずなのです」
 
 「就任11年目ですけど、本当にあっという間でしたね。苦労したのは最初の5年。箱根に出場するまで。
  何事も土壌作りが大変ですから。軌道に乗ってしまえばそうでもない。重い球が転がった感じですよ。
  この数年間は案外ラクでした。特にこの1年間は1度も選手たちを怒ったことがない。
  他大学はマジメにやっているのに、オレみたいなやり方で優勝してもいいのかなと思うもん(笑)。
  朝食には毎日、差し入れのお菓子が出るんだよ。さすがに箱根の10日前からやめましたけど」


私の心に強く残ったのは、最初の5年は苦労したというところです。
結果が出たのが11年後です。これこそが全てだと思います。

何かを達成し、維持し続けるためには「土台作り」が必要です。
根底には基本・基礎の積み重ねがあるのだと感じました。

私もいま正にワンズリアルティで、代表の中澤イズムを体に染み込ませる修行の身です。
そうやって考えればまだ2年しか経験出来ていません。

① あきらめなければ必ず結果は出る。
② 人に依存しない。自分の人生は自分で決める。=「自立」

原監督からこの2点を強く学ぶことが出来ました。

 

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