2013年12月02日
営業活動日記 「とっても気の付く入居者様」

皆様、こんにちは。管理部の牛迫宣機です。

皆様のまわりにも、「あの人は良く気が付く!」と、感心する人がいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
弊社の管理物件にお住まいの入居者様もそのひとりで、とても気が付くお客様です。
おかげで弊社としては助かっています。というよりも甘えさせて頂いております。

弊社が管理しているマンションに、「K様」が入居されてから、早4年の歳月が過ぎました。
「K様」は、エントランスホール横の1階のお部屋にお住まいのお客様です。
そのため、上階に入居している方よりも、比較的入居者様の出入りが自然と目に付くようです。

昨年10月の出来事です。
「K様」が、当マンションのゴミ置場にゴミを出し、お部屋に戻る際に、
偶然、道路を隔てた向かい側のマンションの主婦の方が、当マンションのゴミ置場に
生ゴミを捨てたところを目撃しました。
K様は正義感の強い方なので、「ここはこのマンションに住む入居者専用のゴミ置場ですから、
他にお住まいの方はゴミを捨てないで下さい。」とひとこと注意したことが引き金となり、
この主婦との間に、ひと悶着起きました。

「K様」からすぐ弊社にお電話を頂いたため、電話口でこの主婦の方に代って頂き、お話を伺いました。
結果的には、「今後はこちらにゴミを捨てるような事はしません。」と奥様が謝罪して、事なきを得ましたが、
よくよくお話を伺うと、「ゴミを捨てるのが遅れてしまい、自分のマンションのゴミの回収に間に合わず、
仕方なく未回収だった向かいのゴミ置場に捨ててしまった。」との事でした。
ご自分の不注意なので、何を言われても仕方がありません。

今までは、当マンションのゴミ置場は、鍵がかかっていなかったため、ゴミを捨てようと思えば、
誰でも捨てることができました。そのため、外部の方が捨てることも、しばしばあったようです。
この一件の後、オーナー様にご相談をして、ゴミ置場の扉にナンバーリング付の鍵を設置、
入居者の皆様に告知チラシを配布しました。

また、この夏は台風の通過後に、共用灯のセンサーが故障し、「夜、照明が点灯しなかった。」との
連絡もありました。この折もオーナー様に連絡をして、手動にて各階通路の照明を点灯させ、
修理業者がセンサーの交換を行うまでの間は、常時点灯で対応をさせて頂きました。

先般、K様が資源ゴミを出した時に、回収業者さんから、「資源の回収は、毎週土曜日に立ち寄っている」と
いう話を聞いたそうです。今まで回収日は、隔週の土曜日だけでしたが、変更になったようです。
この件もK様が電話を下さったため、知ることができました。
早速入居者の皆様には、「古紙、古布等の資源等は「毎週土曜日」に回収します。」との告知チラシを
掲示板に掲示し、お知らせすることができました。

このように、ご自分が気付いた事を、自ら確認してご連絡して下さるため、入居者様のご不便を
少しでも早く減らす事が出来ています。
K様のおかげで弊社は本当に助かっています。
賃貸の場合、とかく「自分の所有ではないから関係ない」というスタンスの方が多く見受けられます。
しかし、K様のようにご自身がお住まいのマンションを大切に考えて下さる方は貴重な存在です。

今後も感謝の気持ちを忘れずに、長くお住まい頂けるよう、アフターフォローをしていく所存です。


 

 

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