皆様、こんにちわ。井上久恵です。
私の後輩は、新人の営業マンです。
実年齢も若ければ見た目も若いので、お客様にも同じように見られます。
「若いのにしっかりしているね」と言われるようになるのが、
彼女の今年の目標だそうです。
彼女の目標を聞いたとき、私は「相槌の仕方を変えてみたら?」とアドバイスを送りました。
今まで「はい」だけだった相槌に、「えぇ」を織り交ぜてみてはどうか、と。
(少し大人びた感じがしませんか?)
また、このような実体験もその時に話して聞かせました。
今から10年前のことです。車の免許を取る為、私は合宿に行きました。
合宿期間の約2週間は、同じ教官に教わります。
横にいる教官の指示を聞き、教習車を運転しながら元気よく「ハイ!」「ハイ!」と
返事をしていました。
すると、ある日教官から「君は本当に話が分かって返事をしているのか?」と注意されました。
もちろん、教官からの指示を理解した上で私は「ハイ!」と返事をしています。
「分からないことがあったら、すぐ聞く」性格は、当時も今も変わりません。
私はその時も「ハイ!」と答えました。
同時に、ムッとしたことを覚えています。
「元気よく返事をしているのに、どうして注意されなればならないのだろう?」と。
時間も経ち、今では教官の気持ちが十分に分かります。
相槌の打ち方一つで、相手の心証か違うということを様々な経験をから学びました。
質問をしてきているのに「そうですよね」と答える人や、話をしている時に「はいはい」と返事をする人など、
人と関わっている以上、このような些細なことで気持ちが逆なでられることはよくあるでしょう。
逆に、些細なことでもそれはとても重要だということです。
後輩に送ったアドバイスをきっかけに、「私は今、きちんと返事が出来ているだろうか」と、
改めて振り返る良い機会となりました。
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