2014年02月13日
営業活動日記 「支払調書」

皆様、こんにちわ。井上久恵です。

本日は、私の「事務職のエキスパート」編、第3弾『支払調書』について
お話をさせて頂きます。

今朝弊社が管理するマンションのオーナー様からお電話がありました。
オーナー様が確定申告する際に必要となる資料の一つで、
毎年この時期になると弊社から『支払調書』が送られてくる、とのこと。
「『支払調書』??」私は聞いたことがありませんでした。

もちろん大急ぎで調べます。
まずは、過去のデータがないかをチェックしました。
私の前任者は毎年送付していた、ということなのでデータはどこかにあるはず!
それは、よく使用するデータフォルダーにひっそりと身を隠していました。
初めて開くデータで、「今この時に必要なんだ!」と合点しました。

次に調べたのは『支払調書』というものはどんなものか、ということです。
ここで言う『支払調書』とは、『不動産の使用料等の支払調書』というものが正式な呼び方だそうです。
その他に調べた中の一部を簡単に挙げると、
①年間の支払いが(同一人に対し)15万円を超える場合に発行
②発行は義務ではないが発行してあげると親切
③受取人による提出義務もないので、支払人の印鑑は不要
④賃借料に共益費は含めない
などです。

最後に何度も計算し、念の為税理士先生にも電話をして確認致しました。
初めて行う作業は本当に緊張します。
作業完了した時、私は必ず実際に使用する書類を使ってサンプルを作り、
次に起こったとき、忘れてしまったときにサンプルを見て思い出せるようにしています。
今日もすぐにサンプルを作りました。
また、この作業を忘れないように『毎年2月』と書いた付箋も貼りました。
来年は、オーナー様をお待たせすることがないよう事前に発行したいと思います。

 

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