2013年06月24日
日本大通7ビルの名画

皆様、こんにちは。佐々木奈保美です。

梅雨明けを前に、随分と日差しが眩しくなって参りました。
弊社の日本大通店の前の木陰が恋しく感じられます。

私が、ここ日本大通店にはじめて参りましたのは今年三月でした。
自動ドアが開いて、真っ先に目に飛び込んだのは、「オ・ギ・ス?」と思われし絵画・・・。
まさかこんな人通りの多いエレベーターホールに、「荻須高徳の絵」があるなんて!と
目を疑いました。
 
荻須高徳(おぎすたかのり)は、ご存じのように佐伯祐三と同様、パリに長く滞在し、
パリの街並みを描いた作品で著名な画家です。
フランスのレジオンドヌール勲章をはじめ、日本の文化勲章も受賞しています。

私は、レプリカでも飾っているのかしらと、エレベーターの前を通り過ぎ、しばらく絵に見入ってしまいました。
彼の後期の作品ですが、パリ、サンドニ通りの建物が荻須らしいタッチや色合いで描かれています。
レプリカにしては出来すぎています。(後程、確認してみると、やはり本物だとのことです。)
 
何だか美術評論家の如く、エラそうなコメントをしてしまいましたが、もちろん私に絵心などなく、ズブの素人です。
ただ、学生時代、国立西洋美術館の学芸課でアルバイトをしていて、週に一回はルノワールやモネなどの名画を
目にする機会に恵まれました。
最近は、すっかり美術展に足を運ぶことはなくなりましたが、絵を見ることは大好きで画家の友人もいます。

皆様も大通7ビルの支店にいらっしゃることがありましたら、エレベーターにお乗りになる前に、ぜひ荻須高徳の
「サンドニのパン屋通り」をご覧になって下さい。
(あえて写真は載せません・・・)

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