2013年08月29日
言葉の基本は「5W2H」

皆さん、こんにちは。中澤明子です。

お恥ずかしながら、弊社のスタッフの中には、報告が下手で会話ができない者がおります。
何度注意をしても、なかなか直るものではありません。

今朝はいい加減、堪忍袋の緒が切れて、「5W2H」をデスクに貼って、
今後はその通りに報告をしろと指示を出しました。


ご存知の方も多いと思いますが、弊社は言葉遣いや姿勢などに大変うるさく厳しい会社です。
様々なマニュアルを活用しながら、私自らがお手本となって教育をしております。

報告ができない人に多く見受けられることは、
自分から報告をしてくるにもかかわらず、一部分しか報告をしないため、
こちらが5W2Hを常に質問しているということです。
聞かないと答えない。
毎回同じことを言われているのにいっこうに直らない。
というよりも、言われたことを憶えていないと言ったほうが正しいでしょう。

このようなスタッフを分析してわかったことがあります。
それは、何度怒られても忘れてしまうのではなく、怒られたことを瞬時に
「リセット」してしまうため、同じ失敗をしたという意識が無いのです。

こちらとしては、また同じ失敗をしたと頭にくるのですが、当の本人にとっては
前回の失敗はすべて「リセット」されているため、同じ失敗をしているという感覚はなく、
むしろ新たな失敗をしたという気持ちなので、初めての失敗だから仕方がない。
許してもらえるという意識なのです。

「5W2H」は、会話の基本です。
仕事をするときには、5W2Hを明確にする必要があり、このことを意識した会話を
することで、トラブルなどを未然に防ぐことにつながります。

5W2Hとは
Who、When、Where、What、How、Why、How much

①いつ、どこで、誰が(場面の設定)
②何を、どうする (出来事が起こる)
③なぜ?いくら?(理由、背景)

5W1Hには「いくら?」がありませんが、不動産業界では大切です。

言葉は営業の世界において必要不可欠です。
プロとして、的確な言葉を使い、明確な仕事を心掛けたいものです。

 

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