皆さん、こんにちは。中澤明子です。
この時期、街中では明るく元気な「フレッシュマン」を大勢見かけます。
彼らを見ると、こちらも気分が晴れやかになり、パワーがあふれてきます。
私自身4月は、初心に戻り自分を見つめなおす「月」と考え、毎年大切にしています。
さて、フレッシュマンの皆さん、これから先輩は厳しいことをブログに書きますが、
このような対応だけは、決して真似しないと約束して下さい。
不動産業界では、他社へ「物件確認」の電話をかけます。
業界ではごく当たり前の業務ですが、この電話の応対こそが、その会社の
教育方針や営業担当者のマナーの良し悪しが見事にわかる、
「会社のバロメーター」になっていることを、営業担当者の皆さんは理解して
いますでしょうか。
とにかく電話の応対が悪すぎる業界です。
だから不動産業界はDNAがよろしくないと思われてしまうのでしょう。
最初は、どこの会社でも電話を受けた方は元気に明るい声で電話口に出られます。
しかし、こちらが不動産会社であるとわかった瞬間、手のひらを返したように
テンションが下がり、声のトーンも2オクターブは平気で下がります。
中には、「忙しいのに業者かよ・・」という、ため息交じりの雰囲気で、
かつ怒り口調で返事をする営業担当者などもいます。
弊社では、一般のお客様も同業者の方も、同じお客様であるという観点でいます。
不動産会社だから態度を変えるという教育は行っておりませんし、そのような対応をする
スタッフはひとりもおりません。
お客様や同業者からは、弊社のスタッフは対応がいいという言葉をよくいただきます。
これは社長冥利に尽きる嬉しい言葉です。
しかし、それほど電話ひとつをとってみても、対応の悪い業者が多いのでしょう。
意識してテンションを下げている人、無意識にテンションが下がってしまう人、
いずれにしても良いことではありません。
担当者が業者だと思っていても、法人のお客様である場合もあります。
また、どんな対応をする会社なのかを試されている場合もあるのです。
不動産のプロが、言葉ひとつでお客様を失うことほどむなしいことはありません。
これからは「差別化」の時代です。
謙虚な姿勢は、それだけで営業担当者を美しく、知的に見せます。
皆さんの周囲をみて下さい。「この人はプロだな」と思える人は謙虚ではないでしょうか。
自分をどう見せたいかは本人次第です。
しかし、自分がどう見られているかは「相手」が決めることなのです。
この意味が理解できる人は、素晴らしい営業担当者になれることでしょう。
常に「凛とした」営業担当者を目指したいものです。
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