それはまさに「一止」の世界です。
信州松本「浅間温泉」の一角にある「界 松本」は、私の大好きな温泉宿です。
温泉好きの私は、頑張った自分へのご褒美に温泉へ足を運びますが、
こちらのお宿は、何度足を運んでも常に新鮮で、素敵なお宿です。
建築好きな方なら思わず目を見張る円筒の
建物と贅沢な空間を利用した庭造り。
円筒部分の天井高に圧倒され、円筒を彩る
デザインにため息が出ます。
お庭から玄関までのアプローチは、
石畳と美しい庭木に彩られ、
訪れたお客様を温かく迎えてくれます。
伽羅の香がたちこめるホールに心安らぎ、
お抹茶と和菓子のおもてなしに心躍ります。
日頃の喧騒を離れ、別世界でやすらぎを求めたい方には最高のお宿です。
建物や温泉はもちろんですが、一番のお気に入りは、スタッフの「おもてなしの精神」の
素晴らしさです。
「接客業とは、こうでなければならない!」と、見習うべきところが多々あるおもてなしには
太鼓判を押します。
若いスタッフが多いのですが、マナー教育が行き届いており、心遣いと気配りに酔いしれます。
素敵な笑顔はさることながら、私が驚いたのはアドリブで知性ある会話ができることです。
接客業ですので、心地よい気分にさせてくれる気の利いた会話は大切です。
これらは、不動産業界も同様です。
夕食は会席料理ですが、1品1品を
丹精込めてつくっている料理人さんの
姿が目に浮かぶほど、見事な出来栄えです。
高級感あふれる美しい器に、彩りの良い食材、
それらを引き立たせるようにさりげなく
飾ってある、もみじなどの葉やお花などが
目を楽しませ、味で納得させる。
まさに芸術品の数々です。
四季折々の食材を使って、地元で採れた
野菜や川魚などをふんだんに盛り込んだお料理は絶品です!
特に私のお気に入りは、
信州名物「馬刺し」です。
別注文にはなりますが、この馬刺しを
味わったらよその馬刺しは食べられません。
色艶といい、お肉のやわらかさといい
最高の1品です。
これらのお料理を信州の地酒「真澄」の辛口
と一緒に堪能するのが、このうえない幸せな
ひとときです。
「界 松本」は、この10月1日に「貴祥庵」を
改名して、リニューアルオープンしました。
私は貴祥庵時代からのファンですが、
心遣いとさりげない調度品や装飾品などは、
店舗づくりを行ううえで、大変参考になります。
皆さんも機会があれば、お泊りになられてみてはいかがでしょうか。